2019/09/10 14:13




こんにちは^^


「kumeemo」の店長の阿部です。


本日は当店が販売しているベルトの〈組紐〉についてお話していきたいと思います。


「kumeemo」の組紐って?


「kumeemo」は、石川県の羽咋市にある〈株式会社 紐屋〉で製造しています。



その〈紐屋〉での紐作りの技術と組紐の歴史を形にしたのが当店のベルト「kumeemo」なんです。



日本古来から伝わってきた組紐作りですが、京都・三重・東京が組紐の名どころとして知られています。


ですので、石川県で組紐の商品と聞くと少し珍しい感じがするかもしれません。


ですが、〈紐屋〉は創業40年間の歴史があり、その名の如く紐を専門としておりますので、何か物を作るときにはどの紐を使いどのようにアレンジをすれば一番お客様に喜んでいただけるのかということを常に試行錯誤して参りました。


そのため、長年職人同士切磋琢磨し合いながら培ってきた技術や、お客様のために良い製品を作りたいという強い熱意には揺ぎ無い自信があります!


今や、組紐は日本伝統工芸品の一つとして名を馳せています。


組紐が日本に伝わるようになったきっかけは、仏教が始まりと言われています。


仏教が日本に伝来したのは五世紀前半頃で、経典や巻物を留めるために組紐が使用されていたところから徐々に広まり、そこから武士の武具や刀剣に飾りとして用いられるようになっていったんだそうです。


現代でも着物の帯締めとして使われることが多いので、皆様も一度は目にしたことがあると思います。






※こちらはサンプル画像ですが、


    組紐の帯留めはこのような感じです

   

                





当店の組紐は網目が細かく、全体的に締まった作りになっています。


この締まった網目作りは職人さんの腕の見せ所です!



「kumeemo」のベルトは、戦前から使用されているローテクの機械を使って作られています。



網目が緩いとオシャレ感も少し減ってしまいます。


余談ですが、組紐は意外なところでも活躍していました。


2001年にアメリカのナイキは靴のストリングに組紐を取り入れた靴を販売し、話題となりました。


まさに洋と和のコラボレーションですね!



組紐が日本に伝わってきた歴史を知るのも、また面白いと思いませんか。


組紐をベルトとして販売しているところはまだまだ少ないので、紐屋の職人の技術が光る当店のベルトを是非一度お試し頂けたら幸いです^^